2009年10月23日

[vol.52]ブティックゾーンの国内注目出展社、見どころをご紹介!A

[vol.52]ブティックゾーンの国内注目出展社、見どころをご紹介!A
みなさん、いよいよ会期が目前に迫ってきましたね。
出展社さん、小売店さんのブログをよく見させていただいているんですが、最近めっきり
「IOFTどう廻ろう?」とか「最終準備中です!」なんて記事が増えてきました。
いよいよ会期、という盛り上がりを感じる中、IOFTニュースでも、ギリギリまで
出展各社の見どころをお届けしていきます!
今日は、vol.45に引き続きおしゃれフレームの宝庫
「IOFTブティック」ゾーンから注目の国内出展社を2社ご紹介します。


まずはオーストラリアブランドISSON EYEWEAR(イッソン・アイウェア)を扱っているKrostoneさん。
なんと、Krostoneさんを通じてブランドオーナーのマルコ・フェデリチさん、
そしてデザイナーのキャサリン・フェデリチさん、お2人からお話を聞いちゃいました!


清野
宜しくお願い致します。まずイッソン・アイウェアについてご紹介ください。

マルコさん、キャサリンさん
オーストラリア発のサングラスレーベル、イッソン・アイウェアでは、
レトロ調のデザインとクオリティを追求したスタイルを提供しているよ。
↓マルコさんとキャサリンさん
Cath&Marco.jpg
私たちは「協調・予測・先入観」の3点は、クリエイティビティに制限を与えるもの、
としていて、常にそれらを裏切る事をデザインコンセプトに掲げているんだ。
最近では、丸くて大きなフレームで黒をベースとしたスタイルが主流となっているけど、
イッソンではそこに新たなテイストとして、鮮やかなカラーフレームやシェイプを加えて、
他のスタイルとは違う角度からオリジナリティ溢れるテイストを提案するよ。
あと、若い世代だけじゃなくてファッションを愛する全ての年代の方に愛されるような、
流行だけに左右されないスタイルを提案し続ける、これがイッソンのこだわりだね。

清野
では、特にいち押しのサングラスを教えてください!

マルコさん、キャサリンさん
特にオススメなのは、Eugene-Blue MattとPeggy-Crystal Redだね!
Eugene_BLU-M.jpg  Peggy_RED.jpg
↑Eugene-Blue Matt(左) Peggy-Crystal Red(右)

Eugeneっていうのは俗に、「がり勉」とか「オタク」の代名詞になっているんだ、笑
どこか滑稽なシェイプと鮮やかなスカイブルーのアセテートフレームの
融合が独特なインパクトを与えている作品。
Peggyのデザインイメージは、アメリカの、砂漠が広がる郊外に住み、奇抜なデザインと昼前から飲むジンの味をこよなく愛するような、
少しやんちゃな主婦をイメージしているんだ。おもしろいでしょ?


清野
どちらのフレームもコンセプトが面白いですね!他にIOFTではどんな作品を展示されるんですか?

マルコさん、キャサリンさん
これまでブランドとしてデザインやマーケット、
流行の変化を経験してきた上でたどり着いたスタイルを提案するよ!
ベースとなるものは「大胆でユニークなデザイン」!ある意味、ファッションの流行に反する
オリジナリティや創造性を追及した、イッソン独自のスタイルを発表するからお楽しみに。


清野
 一本一本のフレームにエピソードがありそうですね!楽しみです。
 最後に読者のみなさんにメッセージをどうぞ!

マルコさん、キャサリンさん
 現在、ファッションマーケットにおいて注目されている国、オーストラリア。 
 そのオリジナリティあるデザイン、他に影響を受けない独自の世界観を
 ぜひイッソン・アイウェアからも感じて欲しいな!IOFTブースで待っているよ。

清野
 ありがとうございました!
ISSON EYEWEARKrostone  http://www.isson.com
 
続いてご紹介するのは、オーストラリアから一転、福井と鯖江の5社が共同で構えるブースのご紹介。
マコト眼鏡さん、グランさん、三興さん、梅田さん、オプティカ・クリエーションさん、
以上の5社が「ひとクラス上の“メイド・イン・ジャパン”に触れてもらおう」と
ブティックゾーンにブースを設置!マコト眼鏡 代表取締役社長の増永さま、
三興 PolaSky販売企画マネージャーの土橋さま、グラン デザイナーの高橋さまにお話を伺いました。
日本が誇る技術力、それは眼鏡の世界でも健在です。ご注目ください。

清野
 まず各社の製品をご紹介いただけますか?

マコト眼鏡 増永さま
 歩(AYUMI)というブランドのフレームを展示します。コンセプトはHi-Fi。
 これは音楽用語でHigh-Fidelity、つまり高忠実度、高再現性という意味なのですが
 眼鏡にも徹底して基本に忠実なHi-Fiがあってもいいじゃないか、
 という想いから、歩(AYUMI)は生まれました。歩は、
 職人の手で時間を掛け、丹念に作りあげられたフレームで、自然素材で形状変化に強い
 セルロイドを採用しています。また、芯金などの金属部には、ハイテク素材のチタンを使用。
 更に、合い口部はシュ―テイング後に、合い口を同色の生地でカバ−しており、 
 汗や整髪料等をブロックする事で、永遠の輝きをキ−プする為の配慮がなされています。
 あと、歩を語る上で何よりも欠かせないのは、そのカッテイングと磨きの技ですね。
 職人の手で一枚一枚丁寧に削られ、細部にまで及ぶ熟練技のヤスリ掛け、
 セルロイド独特の内部からの輝きを染み出させるための磨きの技。
 また、掛け心地にこだわりを持たせ、まろやかな掛け心地を実現しています。
 正に「CRAFT・ISM」に裏打ちされた職人だけが可能な至上の技の凝縮が歩フレームです! 
 妥協ひとつ許さない 物作りへの毅然とした姿勢から生み出されるフレームは、
 最高のコンポ−ザ−が、Hi-Fiな音をひとつひとつ作り上げる、最高の楽曲にも似ていますね。

三興 土橋さま
 まずご紹介するのは、メガネの内側に装着するだけでサングラスに変身できる、
 軽くて薄くて携帯が簡単なマーマーグラスです。なんとその重さは10円玉と同じ5g!
マーマー.bmp
 メガネの内側に装着しますので、広い視界の遮光効果が得られ、
 チリ、ホコリからの保護してくれます。
 次にご紹介するのは、Bug Clip UPといい、調光偏光機能のある前掛けサングラス。
clip.bmp
 レンズの色が変化し、眩しいギラギラをカットするんです、重さはなんと9gで
 メガネに簡単に取り付けられます。

グラン 高橋さま
 Face fonts.は3つのラインで構成されています。
 ●Face fonts.(‘-’)* ●FACE fONts.STRUCTURE(ストラクチャー)
 ●Face Fonts/Classico.(クラシコ)
 Face fonts.はSilmo2007でデビューし、ヨーロッパ、アジアの
 バイヤーから非常に高い評価を受けました。
 Face fonts.は、フォントデザインが文章に表情を与える様に、
 眼鏡をかける人の表情を豊かに演出したい。そんな想いをこめてクリエイトしたブランドです。
 視力矯正のツールとしてではなく、表情を演出するためのアイテム、
ただし、
 安心できるクオリティーの高さ、掛け心地の良さなどトータルバランスを追求しています。
 3つのラインについて少しご説明しますね。
 Face fonts.(‘-’)* は、メタルプレートと透明感のあるナイロン樹脂を三層に重ねた
 マルチレイヤードカラーです。メタル素材とプラスチック素材の融合した
 異素材の組み合わせの美しさを表現しています。しかも、きれいなだけではなく
 軽く、快適な掛け心地という機能性を追求した形なんですよ!

 FACE fONts.STRUCTUREは、鯖江の高度な眼鏡加工技術があって
 初めて製造可能となったフレームです。フロント部はチタンプレートをプレス抜きしており
 高いフレーム剛性を持ち、ゆがみが生じにくい構造です。
 そのホールド感と、一体感のある掛け心地は唯一無二ともいえるでしょう。
 しっかりした機能性に裏打ちされていて、それを感じさせないメガネ。
 マスターピースとして、10年、20年たってからも色あせることのないプロダクトを目指しました。

 Face Fonts/Classico.は、上質なセルロイド製のフレームですが、
 現代的解釈によるデザイン設計で、非常にかけやすく仕上がっています。
 例えば、テンプルはセルロイド製フレームの場合、太くて厚いものが主流です。
 しかし、クラシコはセルロイドの特性を生かし、テンプルの厚みを極限まで
 薄く削り込み、柔らかな弾性が得られ、快適なフィット感を生みだしました。
 職人とデザイナーとの対話によって生み出された形です。

清野:
 機能の高さと掛けやすさへのこだわりを感じます。
 オススメやお客様からの評判についてを伺えますか。

マコト眼鏡 増永さま
 Lightタイプ(Lシリーズ)から1本ご紹介しますね。
↓MODEL023
ayumi1.bmp 
 セルロイドという素材でしか実現できない3mm厚さの極薄型シリーズなんですが
 小売店からは「ただ薄いだけではなく、リムに丸みを帯びさせた事と
 フィッティング重要視のために腕に工夫を凝らしている点は、
 他に類をみないし、薄すぎるという不安感は微塵も感じないのがすごい!」
 なんてお声を頂いていますよ。

三興 土橋さま
 マーマーグラスは非常に軽量なのと、持運びが便利で認知されだしました!
 Bug Clip UPも大変ご講評いただいていまして大型サイズまでラインアップを充実させたり、
 カラーも4色展開にしたことで広い年齢層で支持を受けています。

グラン 高橋さま
 Face fonts.(‘-’)*ラインの中でも特にFF-104は男性、女性問わず人気ですね。
 快適な掛け心地と、豊富なカラーバリエーションで、リピート率の高い商品です。
↓FF-104-120(左) ST-501-07(右)
FF104-1 (1).jpg ST-501_07 (2).jpg
 右側の、FACE fONts.STRUCTUREはフィット感のある掛け心地でズレないフレームとして、
 歯医者さんや料理人の方など、下を向いての作業の多い方から高い評価を得ています。

清野
 どれも掛けて試してみたいものばかりです!最後に読者のみなさんへのメッセージや
 来週の展示についてPRをお願いします。

マコト眼鏡 増永さま
 歩(AYUMI)の新型発表は、毎年秋のIOFTでのみ行っています!
 全ての型やカラ−バリエ−ションが揃うのは、年に一度だけなのでお見逃し無く。
 発表される新型においては展示会期間中、当社のブ−スを訪問されたバイヤ−だけが
 オ−ダ−出来る展示会限定カラ−を設定しており、オンリ−ワンの世界を楽しめる
 工夫を凝らしています。また今年は、地元の繊維産業とコラボし、
 静電気防止機能を持つ布を使った越前織りと、色鮮やかなアセテ−トを組み合わせた
 おしゃれ感いっぱいの手作りのメガネホルダ−も展示し、より充実した
 メガネライフの演出に力を入れています。展示としては先ほどご紹介したL−シリ−ズに
 2年ぶりに新型2型を投入しますよ!従来の極薄タイプを踏襲しつつ、
 リクエストの多かったサイズアップバ−ジョンを取り入れました。お楽しみに!
 
三興 土橋さま
 偏光ポリカーボネートを使用したレンズ表面特殊カット加工の技術や、
 NXT素材を使用したカラフルな色柄処理、次世代を予感させるメガネ表面処理技術など
 見どころ満載でお待ちしております。Bug Clip UPのディスプレー付きセット販売もしますよ!

グラン 高橋さま
 IOFTでは、Facefonts.(‘-’)*の新コンセプトモデルを発表します!
 基本デザインはシンプルでかけやすいベーシックな印象のフレームですが、
 フロントに脱着可能なナイロンジャケットを付属しており、ジャケット着用時は
 プラスチックフレーム、外したときにはメタルフレームといったように、
 一枚のフレームでかけたときの印象が大きく変わります。
 透明感あるスモーキーなカラーリングの4型6色展開です。 
 私たちのIOFTでのテーマは“コミュニケーション“です!
 眼鏡をコミュニケーションツールとして、
 いろいろなストーリーを語ることのできる製品を用意しています。前述の新型もそうですが
 今回のIOFT限定商品も用意しました!この限定商品は展示会でのお楽しみですが
 特にお買い得で、お客様とのコミュニケーションのお役立ちアイテムになる製品です♪
 いろいろなバイヤーの方と眼鏡について楽しく語り合いたいと思っていますので
 宜しくお願い致しますね!

清野:
 増永さま、土橋さま、高橋さま、お忙しい中本当にありがとうございました!
 福井と鯖江の共同ブース、どんな風になるのかとっても楽しみです。

《編集後記》
いかがでしたか?来週からの会期、展示会場にはまだまだ見どころがたくさんですね!
オーストラリアのおしゃれサングラスで登場するKrostoneさん。そして福井、鯖江の共同ブース。
厳しい市況だからこそ、今年は特に、工夫を凝らし消費者の要望にキメ細かく応えようと
製品開発をする各ブランドさんの気合いを感じます。厳しい時こそ、魅力的な製品や新しい技術が生まれるのかもしれません。
来週、いよいよIOFTが開催されます!みなさん、お待ちしています!!


●27日13:00〜 グランプリ発表!アイウェア・オブ・ザ・イヤー2010:http://www.ioft.jp/eoy/

●IOFT2009 公式サイト:http://www.ioft.jp/
●IOFTニュース 英文サイト:http://ioft2009english.seesaa.net/

広報担当:清野
posted by IOFT事務局 at 18:13| 出展社情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月02日

[vol.47] 世界中から集まるデザイナーアイテム特集:第ニ弾

海外デザイナーアイテムをいち早く日本に紹介した先駆者が語る!
続く第二弾は
(株)グローブスペックス 代表取締役社長の岡田 哲哉 氏にご登場いただきます。

okada.jpg ←グローブスペックス 岡田さま

■グローブスペックス 公式WEBhttp://www.globespecs.co.jp/




では早速インタビューをお届けします。
文中にご紹介いただいているお取り扱いブランドについては、本記事下部に
ご紹介しておりますのでそちらをご参照ください。


清野
各ブランドのオススメ、そしてIOFTでの新作発表予定をお聞かせください。

グローブスペックス 岡田さま
ロバート・マーク秋のコレクションは1960年代アメリカのTVドラマ
"MAD MEN"の主人公Don DRAPERのような知性とクールなスタイルそして
セクシーなワイルドさを併せ持つ男性をイメージしてデザインされました。
当時の流行である千鳥格子のテキスタイルは、2010年春夏のファッションのキーとしても注目。
そのテキスタイルをテンプルの裏地に採用したシックなデザインが魅力です。

 ↓RM242
RM242.jpg
レディース用フレームでは今春好評だった、輝きのある素材を使用したモデルに続き、
秋の紅葉を思わせるような絶妙なカラーバリエーションが特徴的な
新作のプラスチックフレームを発表。トウモロコシ色、ライム、コバルト、プラム
そしてボルドーなど新色のラミネーションを提案しています。
 ↓RM243、RM623
RM243.jpg  RM623.jpg
新作の発売時期は10月末を予定しています!ご期待くださいね。

アン・バレンタインからは、IOFTで18型の新型をご紹介します!
イチオシはフレームの表面やテンプルの先端にアールデコ調にデザインされた
メタルのワイヤーが埋め込まれているPfamily。
高度な技術を駆使して作られたレトロスタイルは必見です!

 ↓PLUME
PLUME.jpg
チタンシリーズでは2型の新型を発表します。表面にグラデーションカラーが施された
ブローラインのようなデザインが斬新ですよ。

 ↓TEA&TOFFEE
TEA&TOFFEE.jpg
Ffamily の新型FANZINEはプラスチックのリムとメタルの色の組み合わせが
独特なフレンチトラッドのモデル。

 ↓FANZINE
FANZINE.jpg
また、昨年以来好評のモデルとしては"CONCEPT ORIGAMI"があります。
ブリッジからテンプルの付け根までを「折る」という発想で、
リムにボリューム感のあるラインと繊細なラインが共存している斬新なデザインが人気です!

 ↓VIRGIN
VIRGIN.jpg

ルノアからは、人気のコンビシリーズに新たな玉型「パント」が加わりました!
基本的な型でありながら今のモードにしっくりくるデザイン。

↓Combi Panto
Combi_Panto.jpg
葉巻をイメージしたテンプルが特徴のドイツ製のCigarや、
8mmのプラスチック生地でオリジナルのヒンジが特徴の
Lunor A6
Combiシリーズを鼈甲仕立てにした日本限定バージョンなど、
その卓越したセンスから目が離せません。

 ↓(左)Cigar (中央)Lunor A6 (右)Lunor Combi Bekko
Cigar_mod532_AG.jpg  Lunor_A6_244.jpg  Lunor_Combi_Bekko.jpg

フロイデンハウスはメインコレクション、セカンドラインのハウスマーケ
そして高級ラインとしてバッファローホーンのコレクションラインがあります。秋の新作は
メインコレクションが12型、ハウスマーケ1型を発表予定。創業18年を記念して作られた
リミテッドエディションのサングラスは秋新作のイチオシ!StarとSuperstarの2型3色展開。

↓Star/Superstar
Star.jpg
フレームではチタンシリーズのTWOがお薦めですね。
ポルシェ911のような流線的なラインが特徴のクールなフレームです。

 ↓TWO 02
TWO_02.jpg
また最近のモデルではスパルタ式ヒンジのチタンフレームJetsonが人気です。
 ↓Jetson 01
Jetson_01.jpg

ラ・ループは、IOFTで精力的に28型の新作を発表する予定です!
待望のアイテムである天然石のシリーズの595 スリーピングビューティーターコイズや
330 バッファローホーンがお薦めですよ。12月のクリスマスシーズンまでに
ファッションコレクションをご注文の方はもれなく特製ギフトケースを差し上げています。
数量に限りがあるのでご注文はお早めに!また人気のレザーシリーズでは
ワックスコーティング処理が施されたイタリアンレザーにスタッズを装飾した
ロックテイストの新型、790 スタッデド サラがイチオシです。

 ↓(左から)595、330、790 (下)特典のギフトボックス
595.jpg  330.jpg  790.jpg
giftbox.jpg

清野
それぞれのブランドの人気がうかがえますね!そして新作が楽しみです。こういった
魅力的な海外ブランドを日本に紹介するにあたり、大事にされている観点は何でしょうか。


グローブスペックス 岡田さま
まず意識するのは、明確に他のブランドと異なる特徴を持っているブランドかどうか、ですね。
デザインに確固としたアイデンティティとポリシーがあり、それが継続されることも大事!
あとはなんといっても、信頼関係を築いていける相手であることが重要ですよね。
問題改善や日本人が期待する商品開発など、お互いの協力的な姿勢が必要ですから。


清野
確かに、どれも大事なポイントですね。その観点でこれだけ魅力的なブランドを
連れてくる審美眼、素晴らしいですね。IOFTではどんなブース作りをされるご予定ですか?


グローブスペックス 岡田さま
弊社のブースでは、各ブランドのデザイナー達が小売店の皆様方をお待ちしています!
ご商談は商品をじっくりお選びいただけるように基本的に予約制ですが、
新たにブランドをお探しになっているバイヤーの方々には、
当日お時間を設定させていただき商品をご紹介いたしますので、
お気軽に営業担当者までお声を掛けてくださいね!

新作情報については、IOFTのe-ガイドブックにも掲載していますのでそちらも是非ご覧ください。
「e−ガイドブック」

清野
アポイントでお忙しそうですね!特にどんなバイヤーにお会いしたいですか?

グローブスペックス 岡田さま
日本ではなかなか発見できない、特徴あるデザインをお探しの方に観ていただきたいですね。
IOFT出展のメリットは日本全国の数多くの小売店の方々とお会いできることにありますので
皆様との出会いを楽しみにしています。


清野
最後に、IOFTニュース読者にメッセージをお願いします!

グローブスペックス 岡田さま
弊社は6つの海外ブランドの輸入代理店と卸販売をしている会社です。
今年9月にシルモ展で発表されたばかりの魅力溢れる新作を、
来日するデザイナー達と一緒にご紹介させていただきます!
皆様のお越しを心よりお待ちしています。


清野
本日はありがとうございました。私も新作フレームを覗きにいかせていただきます!

グローブスペックスさんお取扱いブランド
◇ロバート・マーク
ロバート・マーク・オプティシアンズはNYに所在する、現在世界中で最も有名と言える眼鏡専門店。
経営者であるロバート・マーク氏本人の名前が店名となっている。
1981年、ロバート・マーク氏はニューヨークのマンハッタンに第一号店をオープンさせた。
当時他に類を見ない、ブティック形式のファッショナブルな店舗をオープンさせて以来、
美しいディスプレイ、優れた商品構成、質の高いサービスなど全ての点において確固たる地位を築く。
また彼によってハイ・エンド・ブティック(高品質と高感度を併せ持つブティック形式の店舗)
という新しい言葉と業態が生まれた。そんな彼が1999年秋、ついに自身のコレクションを発表。
コレクション全体を通して、シンプルながら品性を持った美しいデザインでブランドを強烈に印象づけた。
ロバート・マークのデザインのファンの中には、ニコール・キッドマン、
ジェイミー・フォックス、ジェシカ・シンプソンといった有名人が多数いる他
数多くの映画やテレビ番組でも本ブランドのメガネが使用されている。
本ブランドのアイウェアは現在、アメリカ全土、ヨーロッパ、アジアの正規販売代理店にて販売されている。


◇アン・バレンタイン
アン・バレンタインは、類いまれなるデザイン力と天才的なカラーリングを施すアン夫人と
大変精力的にブランドを確立し、世界中に広めたアラン氏の二人により育てられてた。
デザインコンセプトは“THE PLEASURE OF BEING MYSELF(自分らしくあることの喜び)”
ユーザーのニーズやテイストをイメージしてデザインされるフレームは、
掛ける人の個性、魅力を最大限に引き出し自分らしさを表現できる。アン夫人のデザインは
顔をキャンパスに見立てて、顔の上に線やカラーを描くかのようにされている。
また、プラスチックのラミネーションを研究し続け、多彩なカラーの組合わせを生みだしており
コレクションは全て独自のカラーコンビネーションを使用している。
2001年秋よりメタルフレームもコレクションに加わり、より幅の広いコレクションとなった。
2003年1月にアラン・バレンタイン氏が急逝されてからも、アン夫人をはじめ、
彼の意思を継ぐ「ファミリー」の力により多彩で精力的なコレクションに仕上がっている。


◇ルノア
ルノアの デザイナー兼社長であるリンドナー氏は、アンティーク眼鏡の収集家として世界的に名高く
各国の眼鏡博物館設立の際には、同氏私蔵コレクションから、かなりの数の
アンティークが買い付けられたことで有名。そのリンドナー氏が現代において
最も美しいアイウェアのデザインを目指したことでルノアの美しいモデルは誕生した。
リンドナー氏の豊富な知識と、ドイツクオリティーのノウハウを融合し生まれたのが
ルノアのコレクションで、可動式のサドルブリッジ、スライドするテンプル、
クロスになっているブリッジ、といった独特のスタイルや、手のひらに収まるサイズの
コンパクトな折り畳み式フレームなど、広く深いそのコレクションで
ブランド設立以来世界中の多くの人々を魅了し続けている。


◇フロイデンハウス
1991年、ステファンとウヴェは、ミュンヘン郊外に斬新なメガネ店をオープンすると同時に
オリジナルコレクションをスタート。これがフロイデンハウスの始まりである。
翌年に、バッファローホーンのコレクションを発表したが、これはそれ以前にあった
ドイツメガネの観念を払拭するものであった。バウハウスのミニマルデザインにインスパイアされた
シンプルで飽きのこないデザインで、普遍的な要素と斬新なアイデアで
トレンドを意識した要素とを兼ね備えたコレクションで、特にホーンコレクションは、
欧州各国のアイウェアショップのオーナーやユーザーの評価が高い。
その理由は、ホーンのブランドや工房の多くがコンサバティブなデザインを作り続けている中、
フロイデンハウスらしいクラシックさと行き過ぎないモード感の融合を実現していることにある。
彼らは、まさにドイツメガネの新しい時代を切り開いたと言える。
オンリーショップでは、時計ブランド「IKEPOD」を取り扱うなど、メガネ以外にも
顧客のニーズに合わせた特別な商品を紹介している。ユニークで新しい取組みを続けている
フロイデンハウスは、発信するコレクションを通じて彼らの提示する
「ライフスタイル-生き生きと喜びに満ちた生き方-」を紹介し続けている。


◇ラ・ループ
2001年春、ニューヨークにてデビュー。今までのグラスチェーン(テンプル部分に
チェーンを取り付けて首からぶら下げる)とは全く異なる発想とデザインで
ラ・ループのチェーンは出来ている。それは、ネックレスの様にチェーン自体を首に下げ
メガネ・サングラスは、先端に取り付けてある金属のリングにぶら下げるのだ。
この新しいタイプのグラス・チェーンを考案したのはデビー・ゾウラスとエリザベス・ファラート。
2人ともそれぞれに一流会社でキャリアを積み、2人はお互いに関心のあったアクセサリーを通じて
何か新しいビジネスが出来ないものかと模索していった結果、これまでにはなかった
「都会生活において便利で機能的であり、なおかつスタイリッシュでエレガント」な
このジュエリーコレクションを生み出した。最初は限定した店に対して紹介を始め改良を重ね
2001年3月に本格的なデビューを果たした。米国では数々のセレブリティーの間で話題を呼び
ジュリア・ロバーツや、ロッド・スチュワートらが愛用したこともあり
発売から短い期間で大ヒット商品となった。また、その革新的なデザインと機能の融合が認められ
ニューヨーク近代美術館(MOMA)内のミュージアムショップなどでも販売されている。


◇ザ・スペクタクル
アフターサービスやカスタマイズも対応可能にしたアンティークフレームのコレクションである。
対象としているアンティークフレームの品質の高さや優美な装飾性には歴史的背景がある。
20世紀に入り、ノーズパッドが発明されたことで眼鏡のブリッジには、
様々な彫金のデザインが施されるようになった。また、奇しくも時代は世界恐慌。
職を失った宝飾職人たちが眼鏡業界に流出し数多くの美しい彫金を眼鏡に施すことになった。
そのようなことから、この時期アメリカ製の金の厚張りフレームが世界中を席巻していった。
ザ・スペクタクルではこうしたフレームを収集し、当時のカタログも集め、それを基にして
現在は3000種類を越えるフレームをパーツごとにコレクション分類している。
それぞれのパーツを数々のレストアの工程を経てその当時のコンディションに甦らせ、
ユーザーが購入した際には、フレームと共にその商品の管理番号となる
インベントリーナンバーの記されたレジストレーションカードを渡し、
世界中の取扱店でサービス(1年間の製品保証と継続したパーツ対応)を約束している。
レギュラー・コレクションは1920〜70年代のアメリカ三大眼鏡フレームメーカー、
ボシュロム/アメリカン・オプティカル/シューロン社製の金張りフレームで構成されている。


《編集後記》
2回にわたり、お届けしてきたインタビュー、いかがでしたか?
海外のブランドを日本に紹介し、その魅力を伝える、まさに「海外アイテムの伝道師」である
お2人のお話に、海外ブランドを発掘する喜びと出会い、縁の大切さを感じました。
今年のIOFTは、本当に海内アイテムの宝庫です。お見逃しないように、
くまなくじっくり会場をまわっていただき、沢山の素敵な発見をしてください!
次回は、IOFT会期前に事務局スタッフが何をしているか、その裏側をお見せします♪
会期に向け、ニュース更新もりもりして参ります。お楽しみに!


●業界屈指のデザインアワード!アイウェア・オブ・ザ・イヤー2010:http://www.ioft.jp/eoy/

●IOFT2009 公式サイト:http://www.ioft.jp/
●IOFTニュース 英文サイト:http://ioft2009english.seesaa.net/

◇IOFTへの出展検討はこちらから
◇IOFTへの来場事前登録はこちらから

広報担当:清野
posted by IOFT事務局 at 11:28| 出展社情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[vol.46] 世界中から集まるデザイナーアイテム特集:第一弾

IOFTニュースでもお伝えしてまいりましたが、今年のIOFTには世界中から、
80ブランド以上の海外デザイナーアイテムが出展します。
海外ブランドのおしゃれメガネ人気は、ここ数年飛躍的に高まっており、
IOFTでも出展ブランドの数が昨年と比べ30%以上増えています。
まさにIOFT2009は、SILMOの「Village」、MIDOの「Design Lab」に匹敵する、
世界のデザイナーアイテムの集積地、情報発信基地になるんです。

そこで本日からの2回は、そんな世界のデザイナーアイテムを、
いち早くそして次々と日本に紹介した先駆者でありメガネ業界の超有名人、

リュネット・ジュラ(株)ミヤコヤ 社長の高橋 一男 氏

(株)グローブスペックス 代表取締役社長の岡田 哲哉 氏
のお2人にインタビューを敢行。海外おしゃれメガネ市場を牽引している両氏に、
IOFT2009で出展される海外デザイナーアイテムの見どころや、
海外アイテムを日本で紹介する際のポイントなどを伺いました。
本号では高橋さま、次号では岡田さまのインタビューをお届けいたします!

高橋写真.jpg

 ←高橋 一男さま
■リュネット・ジュラ公式WEB:http://www.jurajura.jp/


清野:
よろしくお願い致します。
まずはリュネットさんで扱われている海外ブランド、そして各ブランドで人気のフレームをご紹介ください。


リュネット・ジュラ 高橋さま
3ブランドご紹介しますね。
ONKELは、1999年にステファン・ペターセンによってドイツでデビューしました。
基本コンセプトはアルミニウム素材でメガネの可能性を追求しながら、
デザイン、機能の進歩を図っています。
機能的な特長はアルミ素材の軽さ、デザイン上の特長は温かい色の質感となります。
デザインは奇をてらわず、ベーシックなスクエアーを維持し、ビジネスマンのさわやかさを演出!
かけた人が、見る人々から高い信頼感が得られるデザインを狙っています。
オススメなのはこれですね。

onkel.jpg
ONKELらしい、キレイな色のアセテートフロントと
アルミテンプルの組み合わせ。
デザインはベーシックなので使いやすいですよ!
特に女性に人気がありますね。


次にご紹介するのは
REIZgermany
こちらは、1999年にフランツ・ルーター、ヨハン・グッドブロッドによってスタートしたブランドです。
アセテート素材にこだわり、素材の温かな質感と色の微妙な変化を演出しています。
1本1本丁寧な作りを目指し、全てドイツ国内で作られているんですよ。
70年代のレトロデザインに現代的なテイストを加え、自信に満ちた男性的なデザイン。
最近では、2個目、3個目とライツの新モデルをコレクションに加えるライツファンが増えています。

特に人気なのはこちら↓reiz.jpg
今のREIZ germanyを代表する1本!
厚手のアセテート生地を立体的にカッティングしていて
男性のお客様に絶大な人気を誇っていますね。


最後にご紹介する
TRACTIONは、1800年代創業のフランス・ジュラ地方の
老舗メーカー「VICTER GROS」社のブランドです。その先進的なデザインとカラーは、
ヨーロッパのフレームデザインをリードしてきました。メタル、アセテート
それぞれの特長を活かし、その色彩感覚はメガネに無限の可能性をもたらしています。
特に女性の表情に優しさと、美しさを与えますよ!日本でも、既に20年以上の歴史があります。
オススメは

traction.jpg
TRACTIONらしい、遊び心にあふれたモデルです。
ボリューム感のあるかなり大胆なデザインで、
クリア生地にカラーラインがとても効果的。
男女問わず人気のモデルです!


清野:
どのブランドも素敵です。高橋さまが、こういった海外ブランドを
日本に連れてくる際に意識されていることはなんですか?


リュネット・ジュラ 高橋さま
まず、日本で未紹介のものということが絶対条件ですね。
それと、デザイン面・機能面・素材面などで、他にはない斬新なものであったり、
尖ったものであったりすることも大事ですね。日本に入ってきた当時の
ic berlinや Herrichtなどが、良い例だと思いますよ。
今流行っているものや、日本のトレンドを追っているものでは絶対に成功しないと思いますので
いかに独自性のあるものを見つけるか、が要なんです。
これがこの仕事の難しさでもあり、面白さですよ!

清野
こうして見つけられた海外ブランドは、どういう流れでご紹介に至ってきたのでしょうか?

リュネット・ジュラ 高橋さま
見つけたブランドの製品を、弊社小売部門のリュネット・ジュラで販売してみたら、
お客様の評判が高くなったんです。で、評判が高まると、このブランドを
もっと多くの人々に知られてほしいと思うようになるんですね。
こうして出会ったのが、
ONKELREIZ germanyTRACTIONであり、
これらのブランドを全国のお洒落なメガネ店に紹介するようになったんです。
もっと多くに人に知ってもらいたい、その思いとブランドとのご縁ですね。


清野:
なるほど。良いものを広めたい、という思いが先駆者たる由縁、ということですね!
IOFTにもご出展いただきますが、各ブランドでどんな新作を発表するご予定ですか?


リュネット・ジュラ 高橋さま
ONKELは、女性でも使いやすいカラフルな新作になります。
REIZ germanyは、ソフトなアセテートナイロールフレームを発表しますよ!
REIZの2009年IOFTモデルはすべてナイロール製ですね。
TRACTIONからは、メタル、アセテートも女性らしいソフトキャッツアイを出展します。
ブースそのものも、商品が楽しく眺められる楽しいデザインにしますよ!


清野:
それぞれの新作に期待が高まります!IOFTでは、どんなバイヤーにお会いになりたいですか?
また、IOFT出展のメリットは何でしょうか?


リュネット・ジュラ 高橋さま
メガネが大好き、冒険が大好き、人が大好き、なバイヤー様にお会いしたいですね。
出展のメリットは、やはり多くの人たちにお会いできることですね。
みなさまにお会いできることを楽しみにしております!


清野:
ブランドとの出会い、そして人との出会いをとても大切にされているんですね!
IOFTでのブース、私もとても楽しみにしています。ありがとうございました。


《編集後記》
あのリュネット・ジュラ、高橋さまが登場です!
数々の海外ブランドを日本に紹介し、斬新でおしゃれなフレームを広めていらした
高橋さまのインタビューからは、とにかく良いものを1人でも多くの人に届けたい。という
製品への愛情と、まだ知られていない海外ブランドを発掘し広めることの醍醐味が感じられます。
リュネットさんのIOFTブース、きっと「メガネが大好き、冒険が大好き、人が大好き」な
人々の笑顔と、素敵なフレームに満ちていることでしょう。80以上もの海外ブランドが勢ぞろいするIOFTで
ぜひ、皆さんも海外ブランド発掘者になって素敵なブランドとの出会いをしてくださいね♪
次回は、もう1人の先駆者、グローブスペックス 岡田さまのインタビューをお届けします。


●業界屈指のデザインアワード!アイウェア・オブ・ザ・イヤー2010:http://www.ioft.jp/eoy/

●IOFT2009 公式サイト:http://www.ioft.jp/
●IOFTニュース 英文サイト:http://ioft2009english.seesaa.net/

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広報担当:清野
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2009年09月25日

[vol.45]ブティックゾーンの国内注目出展社、見どころをご紹介!

いよいよ会期まで一ヶ月!
本日は、毎年多くの来場者で賑わう、おしゃれフレームの宝庫
「IOFTブティック」ゾーンから今注目の国内出展社2社をご紹介します。


(株)浅野屋 MonkeyFlip  http://www.monkeyflip.co.jp/
(株)フェイスオプティック http://www.faithoptic.com/

両社とも、斬新でおしゃれなフレームで展示会場はもちろん雑誌などでも話題のブランド!
インタビューをたっぷりチェックして最新フレームを見に来てくださいね。


清野
浅野屋 MonkeyFlipさんからは代表取締役 猿頭の岸★正龍さま、
フェイスオプティックさんからはチーフデザイナーの前芝 耕平さま、
デザイナーの大嶋 一輝さまにご協力いただきます。
宜しくお願い致します!まず、ブランドのご紹介や特長をお聞かせいただけますか。


MonkeyFlip 岸さま
kishi.jpg ←MonkeyFlip代表 岸さま
MonkeyFlipは13年前に名古屋でショップとして誕生し、
現在では東海地方と京都に5店舗を持っています。
オリジナルを作ったのは12年前、以来200以上のモデルを、
累計で40,000枚以上販売してきました。
厳しい状況、と言われる昨今でもありがたい事に、
1モデルを自店舗だけで200枚〜300枚販売しています。
こうお話すると「どうしてそんなに売れるのか?」と聞かれることが よくあるんです。
それは多分“お客さまを知っている”ということだと思うんです。
そのお客さまに自分たちが自信を持って売れるもののみを作っているから、ということですね。
MonkeyFlipのお客さまは、街が好きな男性。それもロックとか、ストリートとか
“ファッション”というワードに興味を示す層にターゲットを絞っています。
そのターゲットに「カッコイイ」と言ってもらうこと、そしてかけたときに
そのターゲットを「カッコ良くする」こと、これだけにこだわって商品を生み出しています。
世の中に素晴らしいデザインのフレームはたくさんありますが、この層のお客さまを
もっとも熱くするのはMonkeyFlip以外にない!ということに絶対的な自信があります!


フェイスオプティック 前芝さま、大嶋さま
IOFT-NEWS(Q6).jpg ←(右)チーフデザイナーの前芝さま(左)デザイナーの大嶋さま
弊社のレディースブランドである GOSH (ゴッシュ)をご紹介しますね!
GOSHは1999年にスタートしたブランドで、
英語で 『おや!まあ!』 という日常に起こる
軽い喜びや驚きを意味する言葉です。
『自分たちの考えたフレームを手にした人が、
そのように喜びや驚きを感じてもらいたい』
この思いからブランド名を決めました。
 ファッションアイテムとして、アクセサリー感覚で掛けても眺めても楽しめるように
『色遊び』 をコンセプトに企画しトレンドにあわせて楽しめるフレームを提案しています。
手にしたとき、はっきりと感じてもらえる絶妙な色の組合せは、
国内及びイタリアで、アセテート生地自体から企画し
試作を重ねて作られた、完全オリジナル生地を使用しています。
フレームのデザインと色のバランスにこだわり、新しい手法を取り入れた企画を進めています。


清野
メンズ、レディースというターゲットに合った明確なコンセプトが素敵ですね。
特にオススメなフレームをご紹介いただけますか。


MonkeyFlip 岸さま
MonkeyFlipのフレームはボリューム感やこだわったディテールが特長で
それがみなさんに支持いただいているのですが、そんな特長をよく表しているのが

「動地(どうち)」というモデルです。
dochi-1.jpg dochi-2.jpg
ご覧いただいてわかるように、ラミネーションを重ねたボリューム感溢れるフロントに
爪をモチーフとしたメタルパーツを埋込んだサイド、
メス型を作ってそれをプレスして仕上げたテンプルデザインと、
MonkeyFlip「らしさ」がググッと詰まっています。
見るからにゴツクて重そうですが、かけていただくとすごくフィットするんですよ!
それに思ったよりアクが強くないので、結構普通にかけていただけるんですよ♪
発売したのは昨年の12月。これまでに300枚以上を売っています。
サングラスとしてドロップしたのですが、自店舗では
度入りにしていかれる方がほとんど。
卸先さまの評判もすごく良くて、昨年のモデルの中では一番のヒット作なんです!


フェイスオプティック 前芝さま、大嶋さま
オススメフレームは、9月に発売しました最新作の GOSH GO-424&425 ですね。
GO-434-2(Q2).jpg
フロントには、涼しげな印象のクリア系生地で、
上下に淡いグラデーションがかかった生地を使用することで、
色彩のコントラストが付き顔になじみやすくなっています。
テンプルには、華やかな模様で透け感が残る生地を使い、
フロント生地との色のバランスを考えた掛けると明るく楽しくなりそうなフレームです!
発売から間もないですが、お客様からの反応も大変良くリピート注文を多く頂きまして
なんともうすぐ完売間近になってきていますので、リピート発注を予定しております!


清野
MonkeyFlipさんのフレームもフェイスオプティックさんのフレームも、
お客様からの支持が素晴らしいですね!
IOFTでの展示に期待が高まります。今年はどんな展示を予定されていますか?


MonkeyFlip 岸さま
MonkeyFlipは今年のIOFTでいよいよオプチカルフレームを出品します!それも・・
プラスチック枠を6モデル、アルミニウム枠を4モデル、サングラスを3モデル という
計13モデルの新型と、先ほどの「動地」を含め売れ筋モデルの
マイナーチェンジを4モデル出します。

コレクションテーマは「GOTH(ゴス)」
MonkeyFlipの基本ラインであるストリートテイストに、ゴシック・ロックや
ゴシック文学の影響を受けたサブカルチャーとしての「GOTH」をブレンド。
ロックでファッショナブルで耽美なコレクションとなっています。
デザインは相変わらずイカツイですが(笑)アルミニウム素材で軽量をはかったり
バネ丁番を使用するなどかけ心地にもこだわって作りました。

↓「遮ニ」モデル(MonkeyFlip2009 Goth-Collectionより)
syani.jpg

また、コラボレーションモデルとしてK1 MAXで活躍中の佐藤嘉洋選手モデルも出品します。
sato.jpg ←佐藤嘉洋選手モデル
いずれも過去最高の自信作を自負しています!よろしくお願いいたします。 
◆IOFT2009 商品カタログ請求ページ:http://www.9636.jp/

フェイスオプティック 前芝さま、大嶋さま
今回のIOFT2009では、GOSH に 『SWEET SAFARI (スウィートサファリ)』
というセカンドコンセプトをもうけました。
動物や植物などが持つ、カラフルなモチーフからインスピレーションを受け、女性の持つ
キュートでフェミニンな美的要素とサファリ的要素をミックスさせてフレームに表現!
アイウエアをファッションとのトータルコーディネートに近づけるために、
メインターゲットに1番近い年齢層のアパレルやネイル業界といった、
他業界のデザイナーの方々にも企画に参加して頂きました。

併せて、今回より新しくジュニア向けフレームを発表します。GOSH と同じように
色鮮やかな生地を使用した小ぶりな
gosh
小学校高学年から中学生をターゲットにしたセルフレームです。楽しみにしてください。

清野
コラボモデルに、初となるジュニアフレーム・・これは見逃せません。
最後に読者のみなさんに気合いのメッセージ、お願いします!


MonkeyFlip 岸さま
MonkeyFlipのフレームは、写真だけを見るとクセが強過ぎるように見えるかもしれません。
でも、実際にかけていただくと、デザイン的にも機能的にも
「かけやすい」モデルに仕上がっているんです。
これは現物を見て、かけて、確かめていただくしかありません。また、自分たちが
実際に売っていきやすい価格を設定していますので、プライス的にも魅力があると思います。
ぜひ、ブースにお越しいただき実物のモデルをお手にとってご覧ください。
また、MonkeyFlipは昨年のIOFTで業者さんに依頼せず自分たちでブースを組みました。
手前味噌ですがかなり目立っていて、たくさん写真を撮られました(笑)!
今年も昨年以上に個性的なブースを自分たちで組みます。気合いの入った手作りブースも、
フレーム同様一見の価値がありますよ。お待ちしています!


フェイスオプティック 前芝さま、大嶋さま
IOFTでは、新しいラインナップのジュニア向け企画とともに、
女性を華やかに演出する GOSH の新型を多く発表します!

gosh.bmp
ぜひぜひご期待くださいね。
 
清野
魅力たっぷりのご紹介、ありがとうございました。
展示会場でフレームを拝見させていただくのが益々楽しみになりました!


《編集後記》
IOFTブティックに出展される2社。ファッションに敏感なメンズをターゲットに
斬新で、でもかけるとしっくり馴染むモデルを発表し続ける名古屋の浅野屋 MonkeyFlipさん。
そして、女性がアクセサリー感覚で楽める、キュートで
わくわくするようなフレームを創り出すフェイスオプティックさん。
フレームはもちろん楽しみですし、展示会でしか見られないブース作りにも注目ですね。
「IOFTブティック」には、他にも目を奪われるおしゃれなこだわりフレームが沢山並びます!
各社の最新情報や展示モデルについては「e−ガイドブック」で要チェック!
次回はまたがらりとテーマを変えてお届けします。
IOFTニュースも会期に向け、どんどん更新して参りますのでお楽しみに★


●業界屈指のデザインアワード!アイウェア・オブ・ザ・イヤー2010:http://www.ioft.jp/eoy/

●IOFT2009 公式サイト:http://www.ioft.jp/
●IOFTニュース 英文サイト:http://ioft2009english.seesaa.net/

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広報担当:清野
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2009年09月18日

[vol.42]店舗活性化製品の注目出展社、見どころをご紹介!

フレーム、サングラス以外にも、来店するお客様の心を捉える
魅力的な商品を沢山置き始めているメガネ店が増えてきています!
IOFTでも、この流れを受けここ数年、アクセサリーや健康用品といった、
店舗を活性化するしょうひんの出展が増えております。今日はそんなモノ達の魅力に迫ります!
ご協力いただいたのは、


彩遊館コーポレーション 代表取締役の高橋秀樹さま、
西尾眼鏡 企画部の西尾弘美さま、丸光産業 営業部の横田雅央さまです!

清野
最近はメガネ店でも、雑貨やシニア層向け製品など多種多様なアイテムを見ますが、
御社ではどんな商品をお作りなのでしょうか?


彩遊館コーポレーション 高橋さま
サイユウカン_高橋様.jpg弊社は、和雑貨のオーダーメイド・OEM加工・
記念品等各種繊維雑貨を生産しております。
製品は全て京都で生産いたしており、これまでも多くの皆様に、
小銭入れやポーチといったオリジナル製品の
ご提案をさせていただいてきました。
最近では、販促品としてご利用いただく機会も多く、
エコブームにより「マイ箸」や「ペットボトルホルダー」などが人気があります!
こういった弊社の製品が眼鏡店さまにもご活用いただけるのではないかと思い
ユーザーの皆様のご意見も集約しこの度、IOFTに初めて出展させていただくことにしました!


西尾眼鏡 西尾さま
弊社は福井県鯖江市で、めがね用品製造卸を手がけており、
この製造技術を駆使し、アクセサリーをひとつひとつ職人の技で作り上げていきます。
まだ商品化されていないので、IOFTで色々見ていただけるように準備していますよ!


丸光産業 横田さま
私ども創立して以来50年以上サポーターを中心に
製造・販売をしております。ライフスタイルサポーター「NOBLE」は、
日常生活でも使用できるよう、伸縮・回復性に優れ通気性が良く軽量な高機能素材
「ストラフレックス®」を使用しています。また、オリジナルのプレートや
補助ベルトなどを使用した製品をはじめ多くのラインナップを展開。
製品は、福島県郡山にある自社工場(ISO9001認証取得)において国内で生産しております。


清野
まさに店舗活性化に一役買いそうな商品ですね!特にオススメな商品をご紹介ください!

彩遊館コーポレーション 高橋さま
日本古来からの製法で染め上げられた手拭を使った、各種繊維雑貨をご提案いたします。
サイユウカン_京野菜シリーズ.jpg
画像のものは、手拭の柄の一部「京野菜シリーズ」ですが、
これらの素材でご提案する製品は是非IOFT会場にて手にとってご覧いただきたいと思います。
また、メガネケースのコーナーを設け、繊維製のメガネケースを各種取り揃えます!


西尾眼鏡 西尾さま
実際の商品の販売時期に関しては、来春以降ですが、やはり
メガネ枠製造技術で作り上げたアクセサリーの希少価値を評価されていますね。


丸光産業 横田さま
先ほども少しご紹介したニーレスキューシリーズですね!
↓NOBLE ニーレスキューオープン
ニーレスキューオープンGR.jpg
特に需要の多い膝サポーターシリーズです。
装着が簡単でありながら的確にサポートします!販売店様からは「お客様に勧めやすい」
「装着が本当に簡単で楽」「お客様に説明するのも簡単」と評価を頂いており売行きも好調です。


清野
ご紹介ありがとうございます!西尾眼鏡さんの商品、実際に目にするのが楽しみですね。
IOFTでの展示についてもお聞かせいただけますか。


彩遊館コーポレーション 高橋さま
新製品も含め弊社製品をご紹介させていただきます。
このたびの出展は全く畑違いの業界へのご提案ということですので、
ご来場者様のご意見をお伺いしながら、互いにメリットのある
新たな市場を創設できればと考えております!


西尾眼鏡 西尾さま
全てが新製品ですよ。特に、メガネ枠とコラボしたアクセサリーは、
身に付けていただく時に心地よくなれるデザインです!


丸光産業 横田さま
新製品の「オールインワンシリーズ」と
「ニーレスキューシリーズ ベージュカラー」を展示いたします。

 ↓オールインワンシリーズ(2009年9月発売開始予定)
オールインワンカフ.jpg  オールインワンネック.jpg
大変薄いサポーターなので皮膚感覚で違和感なく使用でき、
なおかつ適度な圧迫力のある保温性抜群のシリーズが新登場します!
保温性が高いため、冬場はもちろん、夏のクーラーからくる冷えのケアにも最適ですよ。


 ↓ニーレスキューシリーズ ベージュカラー(2009年10月発売開始予定)
ニーレスキューウォーク ベージュ.jpg
中高年を意識した目立ちにくいベージュカラーを新色として発売します。
目立ちにくいカラーで、日常生活でも目立つことなくお使いいただけます。


清野みなさん新製品を携えての展示、ということですね!
最後に、IOFTへの気合の声、読者へのメッセージをお願いします。


彩遊館コーポレーション 高橋さま
オリジナル製品と申しますと「初期コストがかかる」「ロットが大きい」
「価格が高い」などのイメージがありますが、弊社では低コスト・小ロットの対応で
ユーザーの皆様のリスクを最大限排除するよう努力いたしております。
是非ともこの機会に貴店オリジナル製品をお作りになり、店舗のイメージアップや
新たな店舗作りをお考えになられてはいかがでしょうか!
販促などにもご利用いただければ、大きな効果が得られます事を確信いたしております。
IOFTの会場では多くの皆様と お目にかかれます事を楽しみにいたしております。


西尾眼鏡 西尾さま
メガネ枠作りはもちろんのことで、その枠を越え新たなモノ作りで進化し、
モノ作りを楽しんでいい物を生み出して行きます。お気軽にお声をお掛け下さいね。


丸光産業 横田さま
高齢化社会が進むにつれて、現在サポーターの需要がとても多くなっ
てきております。
また健康ブームということもあり、外に出てウォーキングや山登りなどをする人口も増加。
こういった生活スタイルにおいて、日常生活でもサポーターを使用するケースが増えています。
ぜひとも実際にサポーターを手にとって、ご覧いただきご検討いただければと思います!


清野
どうもありがとうございました!

《編集後記》
最近では、店舗オリジナルのアイウェアアクセサリーやストラップなど
メガネ以外のアイテムを充実させるお店が増えています。
雑貨を初め、健康グッズなども今後ますます注目されそうですね!
IOFTの「メガネ店向け 活性化商品ゾーン」では店舗に仕入れたくなるような
魅力ある商材がズラリ!ぜひくまなくチェックしてくださいね。


●エントリー締切間近!アイウェア・オブ・ザ・イヤー2010:http://www.ioft.jp/eoy/

●IOFT2009 公式サイト:http://www.ioft.jp/
●IOFTニュース 英文サイト:http://ioft2009english.seesaa.net/

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広報担当:清野
posted by IOFT事務局 at 12:02| 出展社情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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